東北旅5 西馬音内の盆踊り
8月18日 旅の4日目。
この旅のメインでもありました
秋田、西馬音内(にしもない)の盆踊りへ。
当日の鑑賞席を購入。
宮城からのおばさまにお声掛けいただき、
最前列の仕切り台という席をシェアさせていただきました。
席も確保できその後、街を散策し
名物、西馬音内そばを食べました。
冷やがけのそば。魚の出汁が効いていて
とても美味しかったー。
夜はいよいよやってきて、
盆踊りのはじまりです。
こちらの盆踊りの特徴は編笠の踊り手と
黒い布に目の部分のみがくりぬかれている
「ひこさ頭巾」で顔を覆った踊り手がお囃子に合わせ踊ります。
黒い覆面は亡者をあらわし、
なんとも幻想的な雰囲気を醸し出します。
この日は満月。
篝火が焚かれ、踊りは11時半まで続きます。
編笠の女性は「端縫い(はぬい)」と呼ばれる
これまた美しさと素朴さを持った着物を纏っています。
頭巾の踊り手は藍染の着物。
会場中心のお囃子隊。
この方たちもお祭りの主役。
祭りのフィナーレでは、この櫓の下にみんなが駆け寄り、
お囃子もスピードアップ。どんちゃん大盛り上がりになる。
これにはびっくり。
なんとも妖艶で、手先までもしなやかで、
それでいてユーモラスな歌もあり、土地のあたたかさも感じる。
とても美しい盆踊りでした。
見に行って本当に良かったです。